拈る[語句情報] » 拈る

「拈る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

拈るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
出来事のすべてが、直接に君自身と関係を持った話であることが、殆ど電燈のスイッチを拈るのと同様な鮮やかさで、一時に判明して来るであろう。……何故かと云うと、君は彼....
澪標」より 著者:外村繁
どころではない。庭には暮色が漂い、部屋の中も薄暗い。私は急いで電灯のスウィッチを拈る。 それにしても妻は何をしているのだろう。或はそれほど案じることもなかった....