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「招状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

招状の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
面白く送ると云い、朋友は勿論、是まで疎遠に成って居る人や多少の恨みの有る人にまで招状を発し、来る者は拒まずと云う珍しい開放主義を取った、余は今まで幽霊塔、幽霊塔....
真田幸村」より 著者:菊池寛
なかった。昌幸の見通した通りであると云うのである。 大阪陣の起る前、秀頼よりの招状が幸村の所へ来た。徳川家の禄を食みたくない以上、大阪に依って、事を成そうとす....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
りがた》くて感涙《かんるい》に咽《むせ》べるその日、図《はか》らざりき土倉氏より招状の来らんとは。そは友人板垣伯より貴嬢の志望を聞きて感服せり、不肖《ふしょう》....
六号室」より 著者:瀬沼夏葉
|月にアンドレイ、エヒミチは市役所から、少し相談があるに由って、出頭を願うと云う招状があった、で、定刻に市役所に行って見ると、もう地方軍令部長を初め、郡立学校視....