»
括し
「括し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
括しの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
んね」 K・S氏は一行と歩き乍ら話す。 「抽象派という名前で巴里の前衛画派を総
括していますが、めいめい違った個性から出発する画論や成長に向っていることは、先日....
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
山地にかくれ頑強に足利氏に抵抗して居たのである。だからそうした分散的な諸勢力を一
括した正行は、今や北朝にとっては一大敵国をなして居るわけだ。 正平二年七月、畿....
「志賀直哉氏の作品」より 著者:菊池寛
の温味のためである。氏の表現も観照も飽くまでリアリスチックである。がその二つを総
括している氏の奥底の心は、飽くまでヒューマニスチックである。氏の作品の表面には人....
「地球要塞」より 著者:海野十三
。 まことにふしぎな地球の異変現象であるといわなければならない。この現象を、一
括して吾れブブ博士の感じをいいあらわすならば、地球は、この三十年の間を、化けてし....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
なるや不明である。しかし今もいったように、地球上の生物――もちろんわれら人類も総
括してこれを地球生物というが、それではない他の何者かである」 「火星人というのが....
「ばけものばなし」より 著者:岸田劉生
興味のために自己を偽る人、一、甚だしく対他的興味の強い人、一、芝居気のある人、一
括していえば性格の弱い人が多いと思える。つまり才子風の人が多いと思う。 だから....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
馬琴の愛読者たる士流の間にはソンナ説があったものと見える。当時、戯作者といえば一
括して軽薄放漫なる※々者流として顰蹙された中に単り馬琴が重視されたは学問淵源があ....
「J・D・カーの密室犯罪の研究」より 著者:井上良夫
こでフエル博士は云う。「この種の殺人を僕は遠距離犯罪、或は氷柱弾犯罪という名で一
括して分類していいと思う。氷柱を利用する場合の一例は前に挙げたからこの意味はよく....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
てみれば、あらゆる点において根本的に差別されているものとはいえない。いっさいを包
括してそれを現象という点からみても、いっさいの現象に共通性のあることは予想されて....
「妖怪学」より 著者:井上円了
明をからざるべからず。その他、社会学、人類学等の説明を要するものあるべし。今、概
括してその種類を表示するときは左のごとし。 ┌病理的(精神病に属するも....
「迷信解」より 著者:井上円了
、犬神と同様である。されば、管狐、人狐、犬神、トウビョウ等は、これを説明するに総
括して同一種と見て差し支えない。つまり、世のいわゆる狐惑、狐憑きと同じ道理をもっ....
「飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
すままに任して置く。 ※に対する奇怪の伝説や歴史は、まだ此他にも沢山あるが、概
括して云えば先ずこんなものである。 市郎も此の土地に生れたので、小児の時から山....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
中世というのは鎌倉時代・吉野時代・室町時代そして安土桃山時代の始まるまでを包
括して便宜的に使った名称である。この時代は平安時代の伝統を承け継いで、全く京都の....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
ある。ここに於いてかすべての屠者が餌取の名で呼ばれ、後には他の賤職の者らと共に一
括してエタとなり、しかも吉祥院の南の小島部落が、そのエタの元祖だとして認めらるる....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
ではなかった。そしてそれが後世では、その各種のものが別々の名で呼ばれて、これを総
括したはずのショウモンの名はようやく忘れられるに至ったのであろう。 ショウモン....