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「括目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

括目の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
を試みた(一九三六年七月三十一日「政治家の夕」)。之は、日本ラジオとしては確かに括目に値いする現象と云わねばならぬ。民政党の山道襄一、政友会の安藤正純、昭和会の....
虞美人草」より 著者:夏目漱石
》で冷している。蹲踞《うずくま》る枕元に、泣き腫《はら》した眼を赤くして、氷嚢の括目《くくりめ》に寄る皺《しわ》を勘定しているかと思われる。容易に顔を上げない。....