指折り数える[語句情報] »
指折り数える
「指折り数える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
指折り数えるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪発見」より 著者:織田作之助
たずに阿呆と思えるほど一途の道をこつこつ歩いて行くその生活態度によっても、大阪に
指折り数えるほどしか見当らぬ風変りな人達であるために外ならず、且つ彼等の阿呆振り....
「こんにゃく売り」より 著者:徳永直
一 私は今年四十二才になる。ちょうどこの雑誌の読者諸君からみれば、お父さんぐらいの年頃であるが、今から
指折り数えると三十年も以前、いまだに忘れることの出来ないなつかしい友達があった。....
「日和下駄」より 著者:永井荷風
かんだばしうち》の印刷局、江戸橋際《えどばしぎわ》の駅逓局《えきていきょく》なぞ
指折り数えるほどであろう。 閑地のことからまたしても話が妙な方面へそれてしまっ....