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「按じる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
たが――さて。 彼は、坐りこんで、その番所が一目に見える所からつらつら地の理を按じるに、一方は深い谷間、往来は二重木戸。 加うるに、ここは高原なので、十方|....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
したこともないが、諒とせられたい。 この第十二巻「かまくら殿の巻」は、巻の名を按じるとき“浮巣の巻”としようか“おん国母の巻”としようか、などと思い惑ったほど....