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振込む
「振込む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
振込むの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻談」より 著者:幸田露伴
《えさ》をつける。「旦那、つきました」と言うと、竿をまた元へ戻して狙ったところへ
振込むという訳であります。ですから、客は上布《じょうふ》の着物を着ていても釣るこ....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
通らぬ四辺に響いた。 隙さず、この不気味な和郎を、女房から押隔てて、荷を真中へ
振込むと、流眄に一|睨み、直ぐ、急足になるあとから、和郎は、のそのそ――大な影を....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
べの前芸だよと言わぬばかりの面をして、 「本来は、この壺皿を左の手にもって、右で
振込むやつをこう受取るんでげすが、手が足りねえもんですから、置壺《おきつぼ》で間....