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排悶
「排悶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
排悶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「倫敦塔」より 著者:夏目漱石
る一字一画は、号泣《ごうきゅう》、涕涙《ているい》、その他すべて自然の許す限りの
排悶的《はいもんてき》手段を尽したる後《のち》なお飽《あ》く事を知らざる本能の要....
「二葉亭四迷」より 著者:内田魯庵
って、この苦痛を紛らすための方法を求めるに常に焦って悶えていた。文学もかつてその
排悶手段の一つであったが、文学では終に紛らし切れなくなったので政治となり外交とな....