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「掘鑿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

掘鑿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白蟻」より 著者:小栗虫太郎
十四郎は、土木工学の秀才として三十を五つも過ぎるまで洗馬隧道《せんばとんねる》の掘鑿《くっさく》に追われていた。そして、滝人の実家が馬霊教の信者であることが、そ....
坑夫の子」より 著者:葉山嘉樹
発電所の掘鑿《くっさく》は進んだ。今はもう水面下五十尺に及んだ。 三台のポムプは、昼夜....
海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
築き、港の口に当る処には、木材を立て沙俵を沈めて、防波工事を施すとともに、内部を掘鑿して、東西二十七間南北四十二間、満潮時に一丈前後の水深が得られるように計画し....
三国志」より 著者:吉川英治
、その方面の城壁を、いやが上にも高く築いた。 「さらば、地の底から」 地下道を掘鑿させて、地底から城中へ入ろうとすると、※昭もまた、それを覚って、城中から坑道....