掲焉[語句情報] » 掲焉

「掲焉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

掲焉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
―次いで、四日と経たないうちに、小川写真館の貸本屋と向合った店頭に、三人の影像が掲焉として、金縁の額になって顕われたのであるから。 ――青雲社、三大画伯、御写....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
昏奈良に着したのであるが、今見てすら少なからず感興をひく春日社頭の燈籠が、すでに掲焉《けちえん》とともっており、社中の花は盛りで、三笠山の月が光を添えた。この行....