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提督
「提督〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
提督の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「船医の立場」より 著者:菊池寛
な望みを述べ始めた。 三 間もなく、ポウワタン船《ふね》の
提督の船室で、二人の日本青年の希望を容れるかどうかについて、会議が開かれた。 ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
前方に送っていた。 旗艦セントルイスの司令塔の奥深く、聯合艦隊司令長官ブラック
提督は、移りゆく戦況を、主要なる艦艇から送られているテレヴィジョンによって、注目....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
ットラー総統はベルリンに於ける戦闘指揮の位置に於いて死去し、後任としてデーニッツ
提督を任命したという。 その新総統はハンブルグから全国に放送し、共産主義に対す....
「碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
る。沈惟敬は北京に還って、行長等媾和の意ある事を報じた。処が明政府は既に李如松を
提督に任命して、朝鮮救援の軍を遼東に集中しつつあったので、今更惟敬の説を採り上げ....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
いていたのは、二百隻から成る快速潜水艦隊であった。大将は、艦隊最高司令官スイギン
提督から刻々報告をこっちへ送らせていた。 「只今、二十時。わが潜水艦隊は、○○地....
「地球要塞」より 著者:海野十三
り” 私は、うーむと、唸《うな》った。 旗艦《きかん》ユーダ号――ピース
提督を訪問せよ 後で思い出しても、そのとき私は、さもしい気を起したものだと、冷....
「不沈軍艦の見本」より 著者:海野十三
とにかくそれは心配をしないでよろしい。早速砲撃でも何でも始めたまえ。早くキンメル
提督に命令したがいいじゃないか」 「キンメル
提督? ああ神よ、彼の上に冥福あれ。....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
…」 艇長は、にっこり笑って肯いた。 「われらの統領の名前はいえない。仮りにZ
提督ということにして置こう。この統領Z
提督が、こんどの超冒険旅行の計画者であるわ....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
っとうなずき、 「そのとおりだ。遊撃艦隊司令長官リーロフ少将だ。そうなると、君は
提督だぞ。これでも君は、人をうたがうか。いやだというか」 「わたしは少将で、そっ....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
無敵艦隊だね」 「しかし、そう容易に太平洋が渡れるの、ジョン」 「そこはプラット
提督が、永年研究しているところだよ。大西洋艦隊が太平洋に廻って、一緒に練習をやっ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
上機関大尉は、すっかりいい気持になって、盛んに酒盃をあげながら、 「おい、未来の
提督よ。飛行島の話はそれまでだ。この次、日本酒をのむことがあったら、そのとき今の....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
くれと言われるので、私は、キリスト紀元一七――年に筆を起し、私の父が「|ベンボー
提督屋(註二)」という宿屋をやっていて、あのサーベル傷のある日に焦けた老水夫が、....
「潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
・ヴィンチ』号の撃沈も、年を越えた五月二十六日コマンドルスキイ沖の合衆国巡洋艦『
提督デイウェイ』との戦闘も、このとおり艇内日誌にはちゃんと記されておりますが、そ....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
。 「エリオットはどっちのエリオットなのです?」 そう僕は訊いて見た。 「水師
提督の方のエリオットです」 水師
提督エリオットは、この上海の英国領事の、もう一....
「明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
する詩歌についても、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」、石川啄木の「マカロフ
提督追悼の詩」を始め戦争に際しては多くが簇出しているし、また日露戦争中、二葉亭が....