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搦め手
「搦め手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
搦め手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
いにも、こうやんわりと不気味に、しかも一向恐れ気もなく釣竿を肩にしたまま、大手|
搦め手両道から説き立てられては、いかに気負いの藩士でもぐッと二の句に詰ったのは当....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
当な品物が同一の手からかなり度重って入質されていたのであった。 遠山と重太郎が
搦め手をきゝまわり、三日間かゝって、これだけのことを調べあげた。あとは張りこんで....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
。 同日から三日おくれの都立ちで、尾張黒田から東山道をとって下って行った別手の
搦め手軍もあった。 それの大将には大智院ノ宮、弾正ノ尹宮、洞院ノ実世、二条ノ中....