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撃墜
「撃墜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
撃墜の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
野の方にあがっていたが、まもなく薄れた。 ◯七時の大本営発表「五十機来襲、十四機
撃墜(内不確実五機)、損害を与えたるもの二十七機、わが損害四機(体当たり二機を含....
「地図にない島」より 著者:蘭郁二郎
思うね。例えば敵機が大編隊で東京を空襲に来る。防禦の飛行機が舞上るが、とても全部
撃墜というわけには行かない。半数位は薄暮の東京上空に侵入して毒ガス弾、爆弾を雨霰....
「超人間X号」より 著者:海野十三
がうつったのである。 「さあ、全速力であのロケットを追いかけて、原子ロケット砲で
撃墜《げきつい》しよう。わしを助けて、操縦席に坐らせてくれ。それからみんなにここ....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
機は、急にスピードを失って、一機また一機、降下を始めたのであった。 「ああ、敵機
撃墜だ。わが防空陣地の勝利だ!」 と、地上にわずかに砲口を見せている高射砲部隊....
「地球要塞」より 著者:海野十三
とは、クロクロ島の偉力の一つとして、なんでもないことだ。だが、汎米連邦の軍用機を
撃墜したことによってやがて困難な事態が必ず向うからやってくるであろう。それを考え....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
はわがドイツ機なることが判明した」 「けしからん奴どもだ。なぜ、本艇はそいつらを
撃墜してしまわなかったのです。今後の本艇の使命遂行上、彼らはきっと邪魔をするに決....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
ほど、それは面白い考えだ」 「とにかく私の、いま持っている狙いは、『魔の空間』を
撃墜するためには、『魔の空間』の原動力になっている、強くて周波数の高い震動を、な....
「火星兵団」より 著者:海野十三
をふきだして下界へ……。
火星の宇宙艇五台は、蟻田博士のため、みんな
撃墜されてしまった。
新田先生も、千二も、ともに大よろこびであった。
「博士、....
「怪塔王」より 著者:海野十三
しまう。すると、さがすのに面倒だ」 「は、こんどは何としても追いついて、体当りで
撃墜したいものだと、私は考えております」 「うむ、俺も同感だ。俺はこっちの機体を....
「大空魔艦」より 著者:海野十三
っとふるえると、たちまち黒煙をあげて、きりもみになって落ちていった。 「みごとに
撃墜だ」 げきついを見るのはこれがはじめての丁坊だった。 「じつにものすごいな....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
エンジンの音が、急におちて、機はさっと氷原に下りて、小さく跳ねた。 二機|
撃墜 「三機帰還せず!」 基地へかえってきたのは、たった二機だけであった。 ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
柳下空曹長は、無類とびきり強い心の持主だった。過ぐる日中戦争で、七機の敵飛行機を
撃墜している。 彼が敵機を見つけて一度これを
撃墜そうと決心したら、どんなことが....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
船酔いするくらい家が揺れ、雨やアラレと落ちてくる砲弾の破片で屋根瓦は一枚のこらず
撃墜され、天井のスタッコは全員玉砕してしまった。陣地から立ち退けとうるさくいって....
「望郷」より 著者:服部之総
五日の夜全道にふった。 歯舞《はぼまい》諸島のユリ島付近でB29がソ連戦闘機に
撃墜される事件が起きたのは十月七日のことだが、私が札幌について二日目の十七日には....