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撰る
「撰る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
撰るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「転機」より 著者:伊藤野枝
きたいような情なさを感ずるのだった。それでも、両側の草の上や、小砂利の少ない処を
撰るようにして、やっとあてにした場所まで来て見ると、水は青々と流れていても、足を....
「鱗粉」より 著者:蘭郁二郎
夜目に浮出す白服だったので)何か熱心に話し合いながら、真暗な夜道を、淋しい方へと
撰るように、進んで行った。その路は、そう思わせるほど、暗く淋しかったのだ。この夏....