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操舵
「操舵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
操舵の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
下におりてきた。 そして船橋《せんきょう》へとびこんだ。そこには船長と運転士と
操舵手《そうだしゅ》の三人がいたが、誰も隆夫のたましいがそこにはいってきたことに....
「恐竜島」より 著者:海野十三
、左うしろへ流れていく。 「おや船長。どういうんだか。舵がよくききませんが……」
操舵手《そうだしゅ》がうしろでさけんだ。 なるほどそういえば、いったん左うしろ....
「火星探険」より 著者:海野十三
その鉄管球は二つの大きな鉄の輪で支えられている。これは艇がどんな方向に傾いても、
操舵者と舵輪はじっと空中に停止していて、すこしの変位もしないようにこしらえてある....
「火薬船」より 著者:海野十三
足をとりかえして、先へいそごうぜ」 「はい、はい。心得ました」 一等運転士は、
操舵当番へ、大ごえで進航命令を下した。それと同時に、平靖号へも、全速力で、ノーマ....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
、見る見るうちに、盆と正月とが一緒に来たような喜色がハッキリと浮かび上りました。
操舵手は舵機のところへ、魚雷射手は発射管のところへ、飛んでゆきました。 ×....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
が弛んでしまったのだ。 入って行く間中、のっぽのジョンは舵手のそばに立って船の
操舵を指揮していた。彼はその水路を自分の掌のように知っていた。そして、舷側にいて....
「潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
重い防水布を張り、電球は取り除かれて、通風口は内部から厚い紙で蓋をしてしまった。
操舵室も海図室も同じように暗く、内部も外部も、闇夜のような船であった。 「ですが....