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支配所
「支配所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
支配所の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
たまた、兄と越後蒲原郡水原の陣屋へ行った。四方八方巡見したが面白かった。越後には
支配所のうちには大百姓がいる故、いろいろ珍しき物も見た、反物金《たんものきん》を....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
「亀沢町ヘ行ッタラ兄ガ云ウニハ、オノシハ、ナゼ正之助ヘ知恵ヲツケテ、イロイロ
支配所ノコトヲ教エタ、不埒《ふらち》ノ男ガ、ソノ上ニ、羅紗羽織《ラシャばおり》ヲ....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
千五百石、加々見様でごぜまする。 加多 フーム。……出役《しゅつやく》は八州及び
支配所役人か。(唸って高札を睨んでいる) 兵藤 加多氏、何を唸っているのだ。ハハ....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
五百石、加々見様でごぜまする。 加多 フーム。……出役《しゅつやく》は八州および
支配所役人か。(唸って高札をにらんでいる) 兵藤 加多氏、何を唸っているのだ。ハ....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
の水見櫓――。 阿波へ出るべき卍丸は、今、ともづなを解いている。 上の過書船
支配所でも、それに答える川合図をする。と、半刻ほどは舟止めとなり、ウロ舟、物売り....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
絵どのの居所を求めつつあり。また予をたずねんとする者は、下谷一|月寺、普化宗関東
支配所にて問われなば知れん==。としてある。「うむ。弦之丞様も、やっぱりこっちで....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
合、助かったという気持で、死物ぐるいの厄介者を、何よりはその手へと、 「おう、御
支配所の衆!」 声をかけると、熱い息がハッハッと聞こえるほど、すぐ側まで駈けて....