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放れ駒
「放れ駒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
放れ駒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
集』に馬酔木《あせみ》と書き、馬その葉を食えば酔死すという。「取つなげ玉田横野の
放れ駒、つゝじの下に馬酔木花さく」と俊頼《としより》は詠んだ(『塵添※嚢抄《じん....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
いているから、近く左膳を頭に彼らの一味が来襲するに相違ないといましめて、いまだに
放れ駒のように、恋と義にはさまれて心の拠りどころなく苦しんでいた栄三郎に緊褌《き....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
の上手であったが、射落したこの日の鷹は、敵味方をわきかえらせた。ころげおちた将の
放れ駒には“三本|傘”の金貝を摺った鞍がおかれてあり、この鞍といい、また花曇子の....