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政教分離
「政教分離〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
政教分離の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
た。おそらく祭政一致の行なわれがたいことを知った政府は、諸外国の例なぞに鑑みて、
政教分離の方針を執るに至ったのであろう。この現状に平らかでない神官は任意辞職を申....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
の信教自由は別としても、いくつかの障碍が横たわっている。その一つは明治初年以来の
政教分離に基く学校における宗教教育の禁止だ。そこで困った文部省は、先般、或る口実....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
だけの役目では、あまりに気の毒だと思う同情の心からなのである。 私は子供の頃、
政教分離ということを聞いてなる程と思ったものであるが、更に宗教関係や教育取締は文....
「最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
いるわけなのだ。 二 君主――巫女 大化の改新の一つの大きな目的は、
政教分離にあった。そう言うよりは、教権を奪うことが、政権をもとりあげることになる....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
教混同の主義にもとづくものなり。第二は公認教にして、これ政教混同の主義一変して、
政教分離の主義をとるものなり。第三は斉民教にして、これ
政教分離の極点に達したるも....