敏達天皇[語句情報] » 敏達天皇

「敏達天皇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

敏達天皇の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
妖怪学」より 著者:井上円了
ものとなせり」わが朝にありては、欽明天皇のとき、仏を入れたるために疫病流行せり、敏達天皇のときも同断なり。蒙古|来寇のときに伊勢の神風あり。アメリカ船初めて来た....
妖怪学一斑」より 著者:井上円了
りという。わが朝においては、欽明天皇のとき、仏教が渡来して疫病が流行し、くだって敏達天皇の朝に至って、また疫病流行し、嘉永年間、米国の軍艦が渡来して彗星が現れた....
炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
して、水田の中に立った金剛力士や、その他立派な石の彫刻物が甚だ多く遺っている。昔敏達天皇の御代に当って、真野の長者という金持が百済の僧蓮城を、隋の南岳恵思禅師の....
間人考」より 著者:喜田貞吉
年の条及び推古天皇元年の条に、ともに穴穂部間人皇女とあるによって察せられる。また敏達天皇の皇女で、孝徳天皇の皇后となられたお方を同書に間人皇女と云い、その「間人....
古事記」より 著者:太安万侶
ザキの命も、みな天下をお治めなさいました。すべて四王、天下をお治めなさいました。敏達天皇 ――岡本の宮で天下をお治めになつたというのが、古事記中最新の事實で....
私本太平記」より 著者:吉川英治
なにしろ古い。よほど遠い以前から土着した家とは、彼にも信じられる。 遠祖は、敏達天皇の裔、橘ノ諸兄からと、いわれているが、そんな遠くの血は、水分川の水上の滴....