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教誡
「教誡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
教誡の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
た死骸を発見した。貴家の白と天狗犬とで咬み殺したものであろ、死骸を見せてよく白を
教誡していただき度い、と云う意を述べた。同時に白が度々隣家の鶏卵を盗み食うた罪状....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
っ》と行きたいからであろうと見て取ったお絹は、わざと話を長くして、意見のような、
教誡のような、お為ごかしのようなことを言って、お松に席を立たせまいとするのであり....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
時も、慢心和尚に向って、更に辞《ことば》を卑《ひく》うしてこの事を訴願して、娘の
教誡をたのみましたけれど、和尚はこの時ばかりは、丸い頭を左右に振って、
「あれは....
「親鸞」より 著者:三木清
こで親鸞は諸経典を根拠として真実の教と虚偽の教とを分別し決著して外教邪偽の異執を
教誡する。『涅槃経』には「仏に帰依せん者はつゐにまたその余のもろもろの天神に帰依....