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散士
「散士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
散士の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
に駆られて、書き初めたのであった。 その主なるもののみを挙げるならば、 東海
散士柴四朗「佳人之奇遇」、「東洋之佳人」、矢野竜渓の「経国美談」、「浮城物語」、....
「文学における今日の日本的なるもの」より 著者:宮本百合子
をぬいた経世家として、自身を感じていたのであった。 福沢諭吉は勿論のこと、東海
散士、末広鉄腸、川島忠之助、馬場辰猪等にしろ、自身と専門的な作家、小説家の生活と....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
れぬが、頭の中の経綸は決して空疎でなかった。もし小説に仮托するなら矢野龍渓や東海
散士の向うを張って中里介山と人気を争うぐらいは何でもなかったろう。二葉亭の頭と技....
「四十年前」より 著者:内田魯庵
、大抵|操觚に長じていたから、矢野龍渓の『経国美談』、末広鉄腸の『雪中梅』、東海
散士の『佳人之奇遇』を先駈として文芸の著述を競争し、一時は小説を著わさないものは....