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数寄屋坊主
「数寄屋坊主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
数寄屋坊主の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「煙管」より 著者:芥川竜之介
らべて、一服やりながら、例の如く煙管の噂《うわさ》をしていると、そこへ、偶然、御
数寄屋坊主《おすきやぼうず》の河内山宗俊《こうちやまそうしゅん》が、やって来た。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いなりに米友の足をおさえたのは、いまあがって来た別の一人――頭が丸くて十徳姿、お
数寄屋坊主とも見られる――それはいつぞや、木曾の寝覚の床で、道庵と昔話の相手をし....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
のプレゼントであるネクタイをして出かける必要があるようなもの。
同時に。
お
数寄屋坊主は、その諸侯の羽織のおかげで、殿中でもウンとはぶりがきいたものなんです....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
鼻の高い、眼のギョロリとした凄味のある坊主、一見すると典医であるが、実は本丸のお
数寄屋坊主、河内山宗俊が立っていた。 「おや、これは河内山の旦那で」 こうはい....