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「文学賞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文学賞の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
もの思う葦」より 著者:太宰治
私の敗北を意識したなら、私は文学をさえ、止すことが出来る。 けれども私は、或る文学賞の候補者として、私に一言の通知もなく、そうして私が蹴落されていることまで、....
今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
を設定して、新人の登場を励ました。文芸春秋社主催の芥川賞、直木賞。文学界賞、三田文学賞、池谷信三郎賞等。やはりこれも時代の特徴の一つとして数えられることは、これ....
今日の文学と文学賞」より 著者:宮本百合子
も及ぼして、有産知識人の文学的活動は華々しく行われたのであった。その当時、果して文学賞などというものが存在したであろうか。私の見聞の範囲では、そういうものはなか....
今日の作家と読者」より 著者:宮本百合子
瞬間のうちには、何かの意味で今日の歴史の命がこもっているわけだが、例えば最近或る文学賞の候補に一つの小説がのぼって、多数の投票があったが、それは生々しいテーマで....
文学に於ける構想力」より 著者:豊島与志雄
だが問題は、ほんとの文学作品とは如何なるものを指すかに在る。 戦時中にも種々の文学賞は存続した。受賞作品の詮衡に於て、一部に日本的文学の伝統が説かれた。この日....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
付記――ロマン・ローランは「ジャン・クリストフ」を中心にする著作によってノーベル文学賞を授与されたが、その後、「魅せられたる魂」の大作をはじめ幾多の著作があり、一九四四年末に病歿した。....
解説」より 著者:原田義人
この『火夫』は一三年に単独で出版され、一五年にフォンターネ賞というかなり権威ある文学賞を受けた。一四年に、今日では現代ドイツ文学の大作家といわれているローベルト....