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「文旦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文旦の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱欒の花のさく頃」より 著者:杉田久女
と共にかざられていた。 仏手柑は香気が高くて雅致のあるものだった。 台湾では文旦という形の尖ったうちむらさきや普通の丸いざぼんや、ぽんかん、すいかん(ネーブ....
梟啼く」より 著者:杉田久女
のかげの草原には草の穂が赤く垂れ、屋根のひくい土人の家の傍には背高く黍が色づき、文旦や仏手柑や竜眼肉が町にでるころは、ここに始めての淋しい秋が来た。毎夜、城外の....