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「文林〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文林の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
富貴発跡司志」より 著者:田中貢太郎
しょに往って朝廷に仕え、館閣を践歴し、遂に省部に※翔するようになった。 やがて文林郎内台御使を授けられたが、その同僚に雲石不花という者があって、これと仲が悪か....
日記」より 著者:宮本百合子
いところが沢山あるんだのにと思ったけれども気が向かないからやめた。 古い『新古文林』に出て居る本居宣長先生の「尾花が本」と楽翁コーの「関の秋風」をうつして置く....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
ざる所なり。文明の士人|心匠《しんしょう》巧みにして、自家の便利のためには、時に文林儒流の磊落《らいらく》を学び、軽躁浮薄《けいそうふはく》、法外なる不品行を犯....
寄席行灯」より 著者:正岡容
ず》世のオール落語は、前途ますますめでたからんと、大提灯をもつものは、これも東都文林に、呆れ果てたる能楽野郎、あいさ、正岡容に候。 (昭和七年十月、金車亭、馬風....
西航日録」より 著者:井上円了
イツ・ベルリン東洋学校の聘に応じて、シナ学教授の職にあり。余、ときに再四相会して文林の交をなせり。爾来久しく消息を絶し、図らずもこの地において再会せるは、実に奇....