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文正
「文正〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
文正の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
ちょうど降矢木の三事件と同じ形で絶滅されてしまったのだ。その最初のものは、宮廷詩
文正朗読師の主キューダビイが、出仕しようとした朝だった。当時不貞の噂が高かった妻....
「応仁の乱」より 著者:菊池寛
川勝元だけであった。 戦乱の勃発 唯ならぬ雲行きを見て、朝廷は、
文正二年三月五日に、兵乱を避ける為め改元をした。応仁とは、 「|仁之感響」と云う....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
んで置いて、諸陵寮の応接所を出た。 外崎さんの書状は間もなく来た。それに『前田
文正筆記』、『津軽日記』、『喫茗雑話』の三書から、抽斎に関する事蹟を抄出して添え....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
説にある報寃蛇の話に似ている)。 范祠の鳥 長白山の醴泉寺は宋の名臣|范
文正公が読書の地として知られ、公の祠は今も仏殿の東にある。 康煕年間のある秋に....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
勢、近江、山城に、同年九月には相模、陸奥、甲斐に、宝徳元年四月には山城、大和に、
文正元年四月には山城、大和に、明応三年五月にはやはり大和、山城に大地震があったが....
「雪の宿り」より 著者:神西清
観世の河原猿楽御覧、更には、これは貴方さまよく御存じの公方さま春日社御参詣、また
文正の初めには花の御幸。……いやいやそんな段ではございません、その公方さま花の御....
「座右第一品」より 著者:上村松園
写しました。いま出して見ますと、呉道子の人物もありますし、雪舟の観音もあります。
文正の鳴鶴がありましたり元信の山水に応挙の花鳥、狙仙の猿……恐らく博物館に陳列さ....
「サンカ者名義考」より 著者:喜田貞吉
その坂の者という名も、必ずしも京の五条坂の部族のみに限った訳ではない。蔭涼軒日録
文正元年二月八日条には、有馬温泉場の坂の者の名も見え、大乗院寺社雑事記には応仁・....