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「文道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

文道の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
いたい」 梅「いや、それはお前無理だ、よく考えて見なさいお前は何か腕前が善いとか文道にも達して居るとか、又品格といい応対といい、立派な侍の胤だけあって流石だと家....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
。今川や大内などのように文に傾き過ぎて弱くなったのもあるが、大将たる程の者は大抵文道に心を寄せていて、相応の造詣《ぞうけい》を有して居た。我儘《わがまま》な太閤....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
該法案は「怪文書」を取締ると称して「流言浮説」の取締りの法文を決めようとする。作文道楽もいいが、こうした書き間違えは影響する処大きい。 観念が段々怪文書から流....
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
手に、当時文界の老将軍――佐久良藩の碩儒で、むかし江戸のお留守居と聞けば、武辺、文道、両達の依田学海翁が、一夏土用の日盛の事……生平の揚羽蝶の漆紋に、袴着用、大....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の二字を認めて暫《しばら》く休み、次にやや小形の字画で、 「江戸下谷長者町十八文道庵居士」 と書き飛ばしたが、誰も驚きませんでした。 それと押並べて、 ....
三国志」より 著者:吉川英治
、申しました通り、手前はどこまでも、利を道とする商人です。武人に武道あり、聖賢に文道あるごとく、商人にも利道があります。ご献納申しても、手前はこれをもって、義心....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
載にもあるように、 宮本武蔵事、九十年以前ニ、当村出行仕候。ソノ節分家ノ系図証文道具等、与右衛門ニ渡シ、其後九郎兵衛請取、コノ人耕作勝手ニ付、宮本ヨリ十町バカ....