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斉家
「斉家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斉家の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「懶惰の歌留多」より 著者:太宰治
、之《これ》は避けなければいけない。 けれども、ときどき思うのであるが、修身、
斉家、治国、平天下、の順序には、固くこだわる必要はない。身いまだ修らず、一家もと....
「青年」より 著者:森鴎外
有るまいね。昨今はそいつを漢学の道徳で行こうなんという連中があるが、それなら修身
斉家治国平天下で、解決は直ぐに附く。そこへ超越的な方面が加わって来ても、老荘を始....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
は。まんざら文盲でも困るが。婦人の美徳と称する従順の徳があって。少しく文字も読め
斉家《せいか》の道に勉力してもらいたい。弾《は》ねた性質に世界の酸素を交ぜて。お....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
るなり。そもそもわが国従来の宗教中、仏教のごときは悟道といい安心といい修身といい
斉家といい、その教理にいたりてはヤソ教に説くところのものを含有せざるはなし。また....