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斎女
「斎女〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斎女の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
。 この組織は、倭宮廷にも備っていた。神主なる天子の下に、神に接近して生活する
斎女王といふ高級巫女が、天子の近親から択ばれた。伊勢の斎宮に対して、後世賀茂の斎....
「なよたけ」より 著者:加藤道夫
女8 あれも確か去年の葵祭の時だったんじゃございません? ほら、あの大原野の社の
斎女になられるはずの、何とか云われたお年若な娘御が、昼の日中に突然、神隠しに遭っ....
「山の人生」より 著者:柳田国男
ある。イチは現代に至るまで、神に仕える女性を意味している。語の起こりはイツキメ(
斎女)であったろうが、また一の巫女などとも書いて最も主神に近接する者の意味に解し....