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斎木
「斎木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斎木の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
……ああ……酔うた酔うた。 ……どうだ
斎木……モ一つ行こう。脊髄癆ぐらい酒を飲めば癒るよ。ちょっとも酔わんじゃないか君....
「茸の舞姫」より 著者:泉鏡花
た事がある……通魔がすると恐れて、老若、呼吸をひそめたが、あとで聞くと、その晩、
斎木(医師の姓)の御新造が家を抜出し、町内を彷徨って、疲れ果てた身体を、社の鳥居....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
とを種々念中に持ってこの句を味うこととしていた。考頭注に、「このかしは神の坐所の
斎木なれば」云々。古義に、「清浄なる橿といふ義なるべければ」云々の如くであるが、....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
にも多少の智慧もあり、判断もつくと思った。それで
「御用向は?」
「千田、中村、
斎木、貴島、この四人の在否を聞いてもらいたい――居ったら、それでよい。もし居らな....