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斜坑
「斜坑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斜坑の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「斜坑」より 著者:夢野久作
上 地の底の遠い遠い所から透きとおるような陰気な声が震え起って、
斜坑の上り口まで這上って来た。 「……ほとけ……さまあああ……イイ……ヨオオオイ....
「土鼠と落盤」より 著者:黒島伝治
さく見える柴田が、弟をすかすように、市三の肩に手を持って来た。 「あン畜生、一つ
斜坑にでも叩きこんでやるか!」十番坑の入口の暗いところから、たび/\の憤怒を押え....
「狂馬」より 著者:佐左木俊郎
炭坑の坑は二つに区別されている。竪坑。
斜坑。――地上から地下へ垂直に、井戸のように通うているのが竪坑で、
斜坑は、地上か....