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「斜月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

斜月の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
悟浄出世」より 著者:中島敦
り深くない水底に累々《るいるい》と岩石を積重ねて洞窟《どうくつ》を作り、入口には斜月三星洞《しゃげつさんせいどう》の額が掛かっておった。庵主《あんじゅ》は、魚面....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
江水春を流して去つて尽きんと欲す 江潭落月《かうたんらくげつ》また西に斜めなり斜月沈々として海霧《かいむ》に蔵《かく》る 碣石瀟湘《けつせきせうしやう》限り無....
三国志」より 著者:吉川英治
ぐらして、さらに予定の前進をつづけた。 ようやく、※城の西曲輪が見え、蛾眉門、斜月門、鉄鬼門、蕀冠門などが、さらに次の山をうしろにして鋭い反り屋根の線を宙天に....