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斬刑
「斬刑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斬刑の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
首を刎ねてしまった。また于吉仙人を信ずるもの数十名の刑吏を武士に命じてことごとく
斬刑に処した。 ところへ張昭以下、数十人の重臣大将が、連名の嘆願書をたずさえて....
「三国志」より 著者:吉川英治
中から帰った細作の報らせによると、黄権の妻子一族は、玄徳の怒りにふれ、ことごとく
斬刑に処されたそうであります」と、披露した。 聞くと、黄権は苦笑して、 「それ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ちらでする。ともあれ四名を引渡せ」と、高圧的に言ってきた。もちろん高氏は、すでに
斬刑ずみのよしを答え、その群盗どもが、酢屋へ押入った当夜のもようを詳しい書類とし....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
にみずから奉行を称え、上のみゆるしもなき御教書を発し、親王の卒をとらえて、これを
斬刑するなど、身、司直にもあらざるに法を執り行う。これ罪の三。 一つ 東国にあっ....