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断決
「断決〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
たず、軽重を知らず、有罪無罪を知らず、もし僧事あるに、二人ともに諍《あらそ》うに
断決する能わず、黙然として言なく〉、譬《たと》えば、白羊、人の殺すに至っても声を....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
すべての理は、それを理論するのは、平常のことで、実際にあたる場合は、いつも瞬間の
断決を要するのであるから、それは理論立てて考えてすることではない。ひとつの「勘」....