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断種
「断種〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
断種の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「花のたより」より 著者:宮本百合子
の一つは、理学博士、医学博士というようなひとの夫人の一部によってこしらえられた「
断種協会」である。 女ばかりの株式会社は、要するに御亭主の支店のようなものであ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
「医学や懲罰等によって到底矯正されぬ病気をこの世から駆逐しよう」との目的の下に、
断種法の強制を来議会に建議しようとしているそうである(十月十三日付東京朝日新聞)....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
元気のいい雌犬だったのに、可愛想にすっかり衰えてしまいました。犬なんて、人工的に
断種したりして、気の毒ね、全く。 うちの主人は仔犬をきらいなの、実際困りもする....