斯文[語句情報] »
斯文
「斯文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
斯文の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
人類の潜在批判を狙っているんだ。だが、珍しく古風な書体だな。まるで、半大字形か波
斯文字みたいだ。でも君は、これが被害者の自署だという証明を得ているのかい?」
「....
「弟子」より 著者:中島敦
《きょう》の地で暴民に囲まれた時|昂然《こうぜん》として孔子の言った「天のいまだ
斯文《しぶん》を喪《ほろぼ》さざるや匡人《きょうひと》それ予《われ》をいかんせん....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
一回湯島の孔子の廟で祭典を行う時は、私も役員の徽章を付けて用弁をした。が、これは
斯文会が組織を拡張する際において合併されて、私も未だ特別会員にはなっているが、そ....
「岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
もよいのであるが――七歳頃から詩作したらしい。 「往昔十四五、出デテ遊ブ翰墨場、
斯文崔魏ノ徒、我ヲ以テ班揚ニ比ス、七齡思ヒ即チ壮、九齡大字ヲ書シ、作有ツテ一|襄....