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新字
「新字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新字の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「機械」より 著者:横光利一
巻』(昭和五十六年刊)を底本とした。 ・旧かなづかいは現代かなづかいに、旧字体は
新字体に改めた。 ・ふりがなは入力者が適宜つけた。 ・「人人」など漢字の繰り返し....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
新語である。故に彼の語の発音をそのままに我に取る方が彼我相通じてよいから、いっそ
新字を製して直ちにこれに原音を発せしめて、原語と同視せしめる方がよいと考えられた....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
中でなければ本名を問うを無礼とする。支那では天子の諱を隠す余り、どう読むか判らぬ
新字を拵《こしら》えたさえある(一八九五年板、コックスの『民俗学入門』五章。『郷....
「辞書」より 著者:折口信夫
倭名鈔のできたのが、日本の辞書のできはじめではない。日本紀にその名のみえている『
新字』も辞書だとすれば、天武天皇の時代で、とび抜けて早くからあったことになるが、....
「「峠」という字」より 著者:中里介山
り千二百四十三年以前)境部《さかいべ》の連石積《むらじいわつみ》等《ら》に命じて
新字一部四十四巻を造らしめられたというのが日本書紀に記されていることを典拠としな....
「ハイカラ考」より 著者:木村荘八
でに国音の「ウ」へいきなり濁点を打って、「ヴ」とよませる、文字通り弘法大師以来の
新字をこしらえて、外音の「V」を写すことに成功した。等々。 一々こういうことが....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
つはオコまたはオーコ、これには木扁に力という字をあてているが、朸は日本でつくった
新字というものであった。オコはわたしたちの桙といっているもの、および椋という木の....