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新小判
「新小判〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新小判の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
に買い入れて行ったとか、きょうは中津川|大和屋で百枚の保金小判を出して当時通用の
新小判二百二十五両を請け取ったとか、そんなうわさが毎日のように半蔵の耳を打った。....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
《こきん》をどこから持って来るのだ」 「こんなことはわけもない。……安政や万延の
新小判なら、とてもわたくしどもの手には入りませんが、こんな古金ならいくらでも持っ....