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新興宗教
「新興宗教〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新興宗教の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
が来たということを、私はハッキリと注意したいと思う。 第三部 宗教風俗 22
新興宗教について 一 最近の宗教氾濫現象の一つの特徴は、
新興宗教の流行と....
「科学論」より 著者:戸坂潤
脱するのは遺憾である。 * 例えば西晋一郎著『東洋倫理』を見よ。又各種の既成乃至
新興宗教や所謂真理運動の類を見よ。――極端な場合として、この教えや道は成層圏的な....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
大衆の上に寄生する所謂邪宗の他に、インテリゲンチャを目あてとする多少とも哲理的な
新興宗教の企業時代だが、一般に自由主義に基くインテリゲンチャの動揺がなければ、こ....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
に触れ奉るという形を取るもので、極めて悪質なものと云わねばならぬが、所謂邪教即ち
新興宗教の多くのものが、敢えてこうした形の不敬行為に及ばねばならぬということには....
「霊感」より 著者:豊島与志雄
ん。ただ、申しておきますが、わたくしは、普通の行者とか占い師とか、この頃はやりの
新興宗教の人とか、そういうのとは少しく違いますからね……。だから、というわけでは....
「山の神殺人」より 著者:坂口安吾
る。 不二男がお加久の信者になったときいて、こいつはシメタと考えた。 平作は
新興宗教なぞに特に関心はもたないから、教祖だの行者なぞというものを、ただの人間、....
「神サマを生んだ人々」より 著者:坂口安吾
、大巻先生はかねて志していた例の温泉へでかけた。 その温泉では阿二羅サマという
新興宗教が発生して、大巻先生もその信者だということになっている。川野水太郎という....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
その莫大な利得のせいだが、当人が好んで寄進しているのだから、どうにも仕方がない。
新興宗教が悪くて、昔ながらの宗教が良いというのも大いに偏見で、邪教の要素はあらゆ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
川には、当時、おそろしい勢いでまんえんの兆しをみせ出していた性慾往生を教義とする
新興宗教の立川流とよぶ、真言秘密道場なども流行っていた。 おそらく、義貞の姿は....