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新論
「新論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
新論の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「フランス哲学についての感想」より 著者:西田幾多郎
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「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
は病気をなくして不老不死の夢を実現するでしょう。 それで東亜連盟協会の「昭和維
新論」には、昭和維新の目標として、約三十年内外に決勝戦が起きる予想の下に、二十年....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
政論を吟味するに際し、まずその社交上の論旨をここに想起し、氏が当時わが国において
新論派中もっとも急激なる論者たることを示さん。 反動的論派はたいていその正を得....
「血の文字」より 著者:黒岩涙香
る大議論が女流の口より出来らんとは 余が怯まんとする色を見て細君は更に又力強き
新論鋒を指向て「夫で無ければ第一又老人の左の手に血の附て居たのが分ら無くなッて来....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
「泰西国法論」、西先生の「万国公法」、加藤先生の「立憲政体略」「真政大意」「国体
新論」および「国法汎論」、箕作先生の「仏蘭西六法」の翻訳などに依って、明治十年前....
「惜別」より 著者:太宰治
然とその悪魔の洞穴探検を続けた。学校では、生理の課目は無かったが、木版刷の「全体
新論」や「化学衛生論」を読んでみて、支那の医術は、意識的もしくは無意識的な騙りに....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
の初学から一生涯つきまとうところの基礎工事であり難工事でありましょう。 (「美術
新論」昭和四年六月) 近代の看板は、主としてペンキ塗りである。それは変色しやす....
「油絵新技法」より 著者:小出楢重
う。それのためには油絵具がもっとも調子の深さを表すためにも便利である。 (「美術
新論」昭和五年六月) 私のガラス絵に就いて 私は前述べました如く、此の美....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
開位は見せたいのだが、とても私にはまださような神通力は備わっていない。 (「美術
新論」昭和五年五月) 明月で眼を洗う 私の十歳位であった頃の記憶によると....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
英文の本がみなそれだ。たしか七冊あったと思う。それに『源氏』と『法華経』と『婦人
新論』と『新刑法』とを入れてやってくれ。『新刑法』は小冊子だ。やはりその竹の棚の....
「「吶喊」原序」より 著者:井上紅梅
歴史、図画、体操などがあることを知った。生理学は教えられなかったが、木版刷の全体
新論や科学衛生論というようなものを見て、前の漢方医の議論や処方を想い出し、比較し....
「新女大学」より 著者:福沢諭吉
《とくひつ》以て之を追求して仮す所なかる可し。左れば此旧女大学の評論、新女大学の
新論は、字々皆日本婦人の為めにするものにして、之を百千年来の蟄状鬱憂に救い、彼等....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
とこのようにして、今や露骨に向かい合った。
明和尊王事件というのは「柳子
新論」「院政記略」「省私録」等の名著を著わし、諸子百家の学に通じ、わけても兵学に....
「わが文学修業」より 著者:織田作之助
ることを納得した。 私は「世間胸算用」の現代語訳を試み、昨年は病中ながら「西鶴
新論」という本を書いた。西鶴の読み方は、故山口剛氏の著書より多くを得た。都新聞の....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
具体案の持ち合わせもないくせに「革新」「革新」と観念的論議のみを事とする日本の革
新論者は冷静にかかる事を考うべきであろう。 4、給養法の変化 国民軍隊となっ....