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方向舵
「方向舵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
方向舵の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
いか。これは無論、儂の指令じゃない。なにか故障を起したのかなとも考えたので、儂は
方向舵を静かに廻しながら、尚も注意していると、どうも故障とは様子がちがう。一機が....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
、その偵察機の上にも、同じ悲憤に、唇を噛みしめる軍人たちが、強いて冷静を装って、
方向舵を操っていた。 「おい、浅川曹長！」操縦士の耳へ、将校の太い声が、響いた。....
「試験管」より 著者:寺田寅彦
ないことがあるのに、あの小さな蚊は即座に音源の所在を精確に探知し、そうして即座に
方向舵をあやつってねらいたがわずまっしぐらにそのほうへ飛来するのである。 敵の....
「火星探険」より 著者:海野十三
ンが真赤になってひとりで働いていてねえ、どうにも手がつけられないんだそうだ」 「
方向舵ぐらい曲げられるだろうが」 「いや、それもだめだ。舵を曲げようとしても、さ....
「怪塔王」より 著者:海野十三
号の黒人の声でありました。 「えっ、たいへんとは、何がどうしたのか」 「この間、
方向舵をなおしましたですね」 「うん、なおした」 「あの
方向舵が、今こわれてしま....
「月世界探険記」より 著者:海野十三
並べたような噴射推進装置が五層になってとりつけられ、尾部は三枚の翼をもった大きな
方向舵によって飾られていた。銀胴のまん中には、いまポッカリと丸い窓が明いている。....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
ょっと御注意いたしますが、この飛行艇はついに運転不能となりましたよ」 命の
方向舵 今まで見えなかった太刀川青年が、とつぜんあらわれて、こんなことをいった....
「人造物語」より 著者:海野十三
した人造ものは、どうも話が面白くないので、この辺でやめることとし、人造人間の方へ
方向舵をむけることにしよう。 ＊ ＊ 楽屋落ちの昔咄を一つ。 ....