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「方柱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

方柱の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
虞美人草」より 著者:夏目漱石
絵《たかまきえ》は堂を描き、楼を描き、廻廊を描き、曲欄《きょくらん》を描き、円塔方柱《えんとうほうちゅう》の数々を描き尽して、なお余りあるを是非に用い切らんため....
静岡地震被害見学記」より 著者:寺田寅彦
のおじさんが「これは伊豆の六方石ですよ」と教えてくれた。なるほど玄武岩の天然の六方柱をつかったものである。天然の作ったものの強い一例かもしれない。 御濠の石垣....
法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
善光の間と仏間との間にある柱は、他のものがことごとく円柱なるに反して、これのみは方柱となり、他の柱と或る差別の存在が認められるもので、これを出雲大社の構造に比す....