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「既往症〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

既往症の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
カズイスチカ」より 著者:森鴎外
くこう》の腫瘍かという問題なのだね。君は見たのかい」 「ええ。波動はありません。既往症を聞いて見ても、肝臓に何か来そうな、取り留めた事実もないのです。酒はどうか....
死の前後」より 著者:豊島与志雄
点はなかったが、家族ではなく、急死なので、一応警察医の立会も求めることになった。既往症は動脈硬化、脳溢血による急死……。恐らく夜中に軽い苦悶を覚えて、水を飲みに....