日満[語句情報] »
日満
「日満〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
日満の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
ために、その記事を載せたわけではない。全く正反対だった。 「村口多鶴子を迎えて連
日満員の『オリンピア』の前で」東洋新報の某記者が口論の末なぐられたと、ただそれだ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
皇の下に東亜連邦の成立を希望するものも多かったが、漢民族は未だ時機熟せずとして、
日満華の協議、協同による東亜連盟で満足すべしと主張し、遂に東亜新秩序の第一段階と....
「読書法」より 著者:戸坂潤
するだろうというのである。この際博士が興味と期待とを最も大にしているものは所謂「
日満ブロック」乃至「東亜モンロー主義」であるように見える。ビジネス・サイクルを仮....
「安重根」より 著者:谷譲次
三の露国文武官。ハルビン総領事川上俊彦、日本人居留民会会長河井松之助、満鉄代理店
日満商会主、他二三。日露人すべて礼装。 一同が下手の車扉に向って立ち、無言で慎ま....
「軍用鼠」より 著者:海野十三
材料を持ってきたところが勝れているのである。しかも娘々は、やや高級ではあるけれど
日満両帝国一体となっている今日、日本人にとっては盟邦に於ける最も明朗なる行事とし....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
統制なのである。処が又仮に国家を単位又は基準とする一種の統制だと云っても、例えば
日満ブロックや日支協定となれば、もはやそれは統制という観念には這入り切らないもの....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
手近かの「北支経済援助」だったのである。一般的な日支親善の代りに、北支那に於ける
日満経済ブロックが成り立つことになった。つまり、
日満ブロックの北支進出ということ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
ということは何より尊重すべき事柄なのだ。日鮮融和の実もそうやって挙ったものだし、
日満融和も皆この手を併用すべきだろう。植民政策にも色々あるが外国の土地で外国人と....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
では少年少女のために「少国民精神殿堂」という精神道場を建てることになったし、また
日満両国の青年の精神的融和をはかる私立の清明会の修道場「清明苑」も出来るし、神奈....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
のであった。したがって、初日の観客は一部の劇通かまたは特別の熱心家にかぎられ、初
日満員などというのは殆んど例のないことで、どこの劇場も初日はいつも不入りに決まっ....
「寺じまの記」より 著者:永井荷風
堤には一本の桜もない。両側に立ち続く小家《こいえ》は、堤の上に板橋をかけわたし、
日満食堂などと書いた納簾《のれん》を飜しているのもある。人家の灯で案外明いが、人....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
物席をすべて椅子席とし、入場料を切符制度としたる外国風の興行法が人気を呼びて、連
日満員。 ○五月、明治座にて岡本綺堂作「修禅寺物語」を初演、左団次の夜叉王、好評....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
いものとなった。生駒の聖天様も、能勢の妙見さんも、高津神社も、天満の天神さんも毎
日満員である。 それは、まったく不吉な年の厄除に願参りするのと同じであった。 ....
「社大党はファッショ化したか?」より 著者:戸坂潤
務教育年限延長其の他)、社会保険制度の拡充、を含んでいる。「国民経済の計画化」(
日満北支一体)は、基礎産業の国営、輸入国営、輸出奨励、為替管理、軍需工業国営、中....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
き将来にあらざることを思わしむ。 一 天皇を中心と仰ぐ東亜連盟の基礎として、まず
日満支協同の完成を現時の国策とす。 二 国防とは国策の防衛なり。即ち、わが現在の....