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旧教徒
「旧教徒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
旧教徒の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
の罪を浄めるため、手苛《てひど》く笞懲《うちこら》したは良かったが、これを買った
旧教徒に、王人をして代金を求めしむると、新教徒が旧教に化した時、その借金を払うに....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
唱されたのは、普通ヴェルラムのベーコンによってだと云われている。処がベーコンは、
旧教徒を抑えスペインの制海権を奪った新興階級のイデオローグに相応わしからぬ、中世....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
点鐘である。 五八 「リリバリアロー」。――一六八六年頃に作られたアイルランドの
旧教徒を諷刺嘲笑した政治的歌謡。「リアロー、リアロー、リリ・バリアロー」云々とい....
「日記」より 著者:宮本百合子
つ拝されたら、どんなによかろう。心が浄められ、芸術の有難さで鼓舞される。信心深い
旧教徒が、聖マリアの偶像を、一週一度拝むことで、生活の力を与えられるように、よい....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
ッパ新教徒の盟主として一歩を進めて、オランダの王位を取らなかったのか、なぜまた、
旧教徒を打ち破ってスペイン帝国をわがイングランドの統治の下におくための善き戦いを....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
百七十万八千百七十八人 新教宗徒 五百人 その他はみな
旧教徒なり 一、イタリア 人口 三千二十六万六十五人 新教宗徒 ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
は異様の感を起こさしむ。第二の寺院は参衆七百人のうち、男子は五人に過ぎず。さらに
旧教徒の資産家のみを埋葬せる墓地に至るに、数十間にわたる長屋数棟連立し、その棟下....