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「昇天日〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

昇天日の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
き》、金脚《きんあし》など名づけ決してその本名を呼ばず、また同国の小農輩キリスト昇天日の前の第二週の間鼠蛇等の名を言わず、いずれもその害を避けんためだ(ロイド『....
十二支考」より 著者:南方熊楠
白い牝鶏は金の雛《ひな》を産むとて特に尊ばる。イタリアのモンフェラトではキリスト昇天日に新しい巣で生まれた卵は胃と頭と耳の痛みを治し、麦畑に持ち往けば麦奴の侵害....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ンドのローマ宗僧侶は、その生計の一半は奉職の給料より出でて、一半はヤソ降誕および昇天日等、信徒より献納せる布施、そのほか葬婚等の節得るところの謝礼より出ずるなり....
西航日録」より 著者:井上円了
日はグッド・フライデーと称し、ヤソ教の大祭日なり。十二日はイースターと称し、ヤソ昇天日なり。ロンドンにては十日より十三日まで四日間、市中一般に休業し、毎日寺院に....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
遠くで経を誦しているかとあやしむのであった。) 四月十六日(日曜)、晴れ。ヤソ昇天日なれども、日本船なれば、船中にて礼拝式を行わず。早朝よりフィリピン群島を望....