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明眸皓歯
「明眸皓歯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
明眸皓歯の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
でしたが、右門はむろんむっつりと唖《おし》でした。隠してしまうには惜しいくらいな
明眸皓歯《めいぼうこうし》のりりしい男まえを深々と天蓋におおって、間道を今度こそ....
「竹青」より 著者:太宰治
はたはたと翼の音がして、 「別来、恙無きや。」 振り向いて見ると、月光を浴びて
明眸皓歯、二十ばかりの麗人がにっこり笑っている。 「どなたです、すみません。」と....
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
こ》陛下のあれせられたことである。 陛下は稀《まれ》に見る美人でおわしました。
明眸皓歯《めいぼうこうし》とはまさにこの君の御事と思わせられた。いみじき御才学は....
「雷嫌いの話」より 著者:橘外男
権を代表して、日本に駐※していた時分であった。この公使館に、頗る優美な女がいた。
明眸皓歯、風姿|楚々たる、二十三、四の独身の秘書であったが、私は、この|お嬢さん....