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「星見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

星見の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
わが町」より 著者:織田作之助
しく痩せ衰えた顔を見ると、すぐ笑いやんだ。 「向うへ行ったらな、イの一番に南十字星見てこましたろ思てるねん」 と、〆団治は言った。 「――もう、南十字星てどの....
次郎物語」より 著者:下村湖人
、竜一の方がすぐやめてしまった。竜一は別に残念そうでもなかった。そして、 「一番星見つけた。」 と、だしぬけに、西の空を指して叫んだ。そこには金星が鮮かに光っ....
妖怪学」より 著者:井上円了
正月、大白昼見えしことあり。これ、※氏の盛んなる兆しとなせり」『続漢書』に、「彗星見えしことあり。これ、董卓乱をなすの兆しとなせり」『晋陽秋』の書に、「諸葛亮の....
妖怪学一斑」より 著者:井上円了
年正月、大白星昼現れたるは、※氏盛んなりたる兆しなりといい、また『続漢書』に、彗星見えて董卓の乱ありといい、『晋陽秋』の書に、諸葛亮の卒時、赤き彗星ありという。....
わが町」より 著者:織田作之助
あげて、 「おばちゃん、お祖父ちゃんは、もうちゃんと良えとこイ行ったはる。南十字星見ながら、行きたい行きたい言うたはったマニラへ到頭行かはったんや。〆さんより早....