春の七草[語句情報] » 春の七草

「春の七草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

春の七草の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
籠釣瓶」より 著者:岡本綺堂
らいらしていた。 次郎左衛門はその後も八橋のところに入りびたっていた。暮れから春の七草までに彼は四百両あまりの金を振り撒いてしまった。どこまでも佐野のお大尽で....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
は番台の拍子木の音。 春風が吹くと、紙鳶を思い出す。暮れの二十四、五日ごろから春の七草、すなわち小学校の冬季休業のあいだは、元園町十九と二十の両番地に面する大....
縮図」より 著者:徳田秋声
達として清く附き合う分にはかまわないと思う。」 「どうでもいいのよ、私だって。」春の七草に、若林は銀子のペトロンとして春よしの芸者全部に昼間の三時から約束をつけ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
※米粉蒸為※謂之艾※」 とある。※はモチ、※は粳と同じウルチネである。 我国春の七草の内に御行《オギョウ》(五行《ゴギョウ》と書くは非)がある。このオギョウ....
思い出草」より 著者:岡本綺堂
音。 五 紙鳶 春風が吹くと、紙鳶を思い出す。暮の二十四、五日頃から春の七草、即ち小学校の冬季休業の間は、元園町十九と二十の両番地に面する大通り(麹....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
の耳というのは佐渡の国仲地方、他にもまだあろうと思う。阿波の祖谷山ではホウベラ、春の七草の一つのハコベラが、この草であったことが想像せられる。三河の宝飯郡でトー....