春分点[語句情報] » 春分点

「春分点〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

春分点の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
同様、設計者クロード・ディグスビイが残した秘密記法だ――と。何故なら、通例では、春分点のある白羊宮が円の中心になっているのだけれども、これには磨羯宮が代っている....
春六題」より 著者:寺田寅彦
重力に関する学者の考えが一変しても、りんごはやはり下へ落ち、彼岸の中日には太陽が春分点に来る。これだけは確実である。力やエネルギーの概念がどうなったところで、建....
歳時記新註」より 著者:寺田寅彦
星座に配してあった十二宮は同名の星座と合わなくなって来たのである。秋分点あるいは春分点が天を一廻りして旧位に帰るまでには二万五、六千年の星霜を経ねばならぬ。今か....